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□君となら
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「…何でですか?謙也君……」
「ええやん!!光!!頼む!!謙也の一生のお願い☆」
「一生のお願い☆…とかキモいですわ」
今、四天宝寺男子テニス部の部室で言い争いをしている俺と謙也君。
何故言い争いかと言うと、それは数分前に遡る。
*****
「光!!今週の日曜出掛けるでwW」
「……何すか?急に……まぁ、いいですけど…どこ行くんすか?」
謙也君の思いつきは何時もの事だ。今更気にしたって仕方ない。でも謙也君の次の言葉に俺は言葉を失った。
「そりゃあ…遊園地」
「…何でですか?謙也君……」
*****
てな訳で今謙也君と口論中。
「ええやんか!!光!!俺とデートやで!?」
「…それはそうですけど……男2人で遊園地っすか…」
「…じゃ、光は俺が女誘って遊園地行ってもええんか?」
「……わかりましたよ。行きます」
「そう来なきゃな☆じゃあ、光今週の日曜なwW」