〜青春徒然物語〜

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  ***葉樹side

『美香!迎えにき………たよ?』

『なんで疑問系?』

『いや、なんか後ろに見えてはいけない2人が見えるからさ。なにアレ背後霊目指してんの?』

不「酷いな葉樹」

菊「ほーんとだにゃ!」


そう、あたしが見たのは周助と英二。


菊「買い物に行くんだって?俺も行きたいにゃ!」


うん、なんか行く気満々だけどさ。

アンタら部活は?


不「今日は休みなんだよ」

『いや、さっき大石くんがいそいそと部室へ向かってましたけど』


てか、さり気無く読心術?


不「心の声が口からでてるよ葉樹」

菊「今日は自主練だにゃ!」

『いや、竜崎先生が大石くんに本日のメニューの話してましたけど』


なんか手塚は居なかったんだって。


不「いい、葉樹。僕が休みって言ったら休みなんだよ


なんてジャイアニズム…!!
ああでも凄く似合います不二様。


『周助くん格好E〜!』

不「クスッ、ありがと美香」


この後、なんとか説得して部活に行って貰えることになった。
(てか、あれ?なんであたしが頑張ってんだ?)



菊「あ、待って2人とも!」

『ふぇ?』

『ん?』


菊「マーネージャーやる気はない!?」


『『うん、ない。』』

菊「(Σ即答!?)」

不「如何してだい?」

『朝練あるよね。僕これ以上早起きは無理

『ただ単純に面倒臭い


仕事だけじゃないよ?
恋する女の子から受ける、可愛らしい嫉妬………とかね。

これで自分が可愛かったらハーレムを満喫していたかもしれないけど如何せん残念な容姿ですからね…
あ、自分で言ってて泣きたくなってきた。


『あと僕らどちらかというと自分も運動したい派なんだよね!』

『うん、男子テニス部のマネージャーやるくらいなら女子テニス部入るかな』


それか女テニのマネージャー。女の子の生足パンチラは至高。


『じゃ、またねん!!』

『部活サボるなよー』



さ、お店に行こう!!!











菊「ね、不二」

不「なんだい?」

菊「ほんとは冗談のつもりで言ったんだけどさ、俺、あの2人ならマネージャーに欲しいかも」

不「クスッ…同感だよ」




『『(Σ!?)』』




な、なんか寒気が…
気のせいだよね!!?
















(俺/僕たちに普通に接してくれる君たちなら)

(仕事だって、ちゃんとやってくれるでしょ?)



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