大「そういえば、見学に来たんだよね?」
俺が案内しようか?と言う秀くんの優しさに肖る前に、葉樹が丁重に断りを入れていた。
『大石くん、その格好部活中でしょ?サボっちゃ駄目だよ!』
あ、ホントだ。
あのジャージ着てる。
レギュラージャージ、格好いいな。
いつか僕も着たい!
あれ、てか桜乃ちゃんたち女子部員ちゃんはレギュラーになったらどんな服着てるんだろ、同じなのかな?
大「ははっ、実はそうなんだよね」
『じゃあ、明日お願いしてもいいかな?』
葉樹がそういえば、笑顔で了承してくれた秀くん。
やっぱ優しい!
「大石―!おーいし?」
『あ、秀くん呼ばれてない?』
大「おっと!そういえば英二を待たせていたんだっけ」
じゃああの声は菊丸か!
『いっといでよ、大石くん』
大「じゃあ、悪いけど行くね!」
『気にしないでね!秀くん、また明日!』
大「あぁ、また明日!」
最後に秀くんはすごく綺麗に微笑んで去って行った。
『ねぇ美香…』
『何、葉樹』
『
予想以上に大石って格好良くて素敵な人だったね』
『同感に一票!』
偶に大石の扱いが酷い夢小説とかあるけどさ。
基本僕らは皆大好きなんだよね!
だって、テニプリに格好よくないキャラなんて一人も居ないでしょう?
『さ、美香。地図にある家に向かいがてら夕飯の調達に出向こうか?』
『了解、ボス!』
『
もしかして今日一日そのネタ引っ張るつもり?』
…おぉ!よくわかったな。
(拝啓、僕らをトリップさせてくれた神様)
(なんとなく、楽しくやれそうな気がしてきました!)
((悔しいから伝えないけど、"ありがとう"))・