書架
□傍観者
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俺はあらゆる戦場をただ傍観する者。そう決めたハズなのに…
「お前には関係ない」
ずっと前に言われた言葉。突き放されて初めて傍観する者の辛さがわかった。
でも・・・俺は傍観者をやめる訳にはいかない。
やめると同時にブックマンの後継者ではなくなる。
最近つい言ってしまう「辛い・・・。」
「辛いならやめればいいじゃねぇか。」
(・・・聞かれた。)
「やめるわけにはいかねぇんさ。」
でも、何処にでもスッと入り込めた俺を初めて拒絶し、突き放してくれた人に、俺の心は揺れた。
「ま・俺には関係ないがな。」
「またまたぁ、ユウは冷たいさね〜。」
お得意の造り笑いを浮かべて見せたけど、ユウには通用しない。でもなんにも訊かずにいてくれる。気が楽だ。やっぱりもう少しだけ、ユウと一緒にいたいなぁ…
そう思って俺はギュッとユウを抱きしめた。
「!!!?」
「やっぱりここが一番落ち着くさ〜」
ユウは驚いて、戸惑ったような表情をした。
だけど
やっぱりぶった斬られた。
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最初はね、最初は切甘頑張るぞーってなノリで書いてたんです。
なのに、なのになんでギャグおち!?
こんな私ですがラビユウは一番好きです。
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