独り言(Ｎ・Ｐ)
□歪アリ考察〜猫がアリスを食べた理由〜
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＠猫がアリスを食べた理由
第一章の終わり頃、アリスがシロウサギを追い駆けるのを拒んだ場面で、アリスに猫も自分を食べるのかと聞かれ、猫はこう言っています。
食べないよ。アリスの嫌がることはしない。
しかしこの言葉は、ＥＮＤ：赤い猫で脆くも崩れ去ってしまいます。
食べたのです。アリスを。猫は。
嘘吐きです。
何故第一章では食べないと断言したにも関わらず、ＥＮＤ：赤い猫でチェシャ猫はアリスを食べたのでしょうか。
第一章の時点での猫の気持ちと、第五章の時点での猫の気持ちには、何か違いがあったのではないでしょうか。
これを考えるためにチェシャ猫をもう一度見直してみます。