Game Novel.
□クローバーの国のアリス
1ページ/8ページ
ナイトメア『いーやッッッ!!私の方が偉いんだ!!なあグレイ??』
部下に必死に同意を求める上司…
エリオット『あんたよりブラッドの方が偉いに決まってんだろ!!なあブラッド??』
キラキラした目を向け上司に確認する部下…
グレイ・ブラッド『………。(ハァ〜)』
会合の度にどちらが偉いか言い合う夢魔と三月兎。その部下と上司はいい加減飽き飽きしていた。
ナイトメア『よぉーしなら今日はとことん誰が一番偉いか教えてやる!!』
エリオット『望むところだ!!』
ナイトメア『よし付いてこい飲みにいくぞ。』
エリオット『おう!!ちなみにニンジンカクテルがあるところだかんな。』
会合場から出て行こうとする二人にグレイとブラッドが声を掛けた。
グレイ『ナイトメア様??ご存知のように仕事がたまってるんです仕事してください;;』
ブラッド『エリオット…お前もくだらないことで争うな;;』
声を掛けたのだが…二人は聞く耳を持たずそのまま二人で出て行ってしまった。
ブラッド『…お互い…世話の掛かるやつが近くにいるな…』
グレイ『…あぁ…』
ブラッド『どうだ??あの二人も飲みに行った様だしワインでも部屋で飲まないか??』
グレイ『そうだな…ナイトメア様がいないと今ある仕事は先に進められる案件ではないし…』
ブラッド『おやおや珍しく乗り気じゃないか蜥蜴くん(笑)』
グレイ『俺だって酒ぐらい飲みたくなる時がある』
ブラッド『…何故だろうこんなに同意したのは久々なのだが…』
グレイ・ブラッド『………。(ハァ〜)』