ワゴンのオタクたち
□ナース服
1ページ/1ページ
今日は血がいつもよりちょっとだけ多く出たので新羅の家に向かった。
さっさと手当てをしてもらおうとドアを開けた。
「あぁ、静雄!グッドタイミングだよ!」
何がグッドタイミングなんだ、実験材料にでもする気か。
「何がだよ・・・」
「いやー、ちょうど君を呼ぼうとしてたんだ。さぁ、中に入った入った」
腕を引っ張り中へ入れようとするので急いで靴を脱ぎ
部屋に入っていく。
「いやいやいや、これはないですって・・・あっ、ありがとうございます。
いやでもこれもないですよ・・・」
すごく聞きなれたあいつの声がした。○○の声にそっくりだ。
リビングへのドアを開けると、そこにはセルティと○○がいた。
○○がいること自体珍しいのに、もっと珍しい、いやありえないものが目に飛び込んできた。
「ししし静雄さん・・・!?」
「・・・・何だその服・・・・・・・」
ナース服、結論から言うとそう、○○がナース服を着ていた。
「これはアレですよ、私の趣味じゃなくて狩沢さんの趣味ですよ!
ねっ!セルティさん!!」
『本当だぞ、静雄。ちょっと前、狩沢たちが来て、○○にナース服を着させていった。
○○で癒されてくださいって言ってたぞ』
「ちょっ、セルティさん!?そこは言わないでください!!」
なるほどな、グッドタイミングってわけだ。
ついさっき作ってきた傷をこいつで癒せってことか。
「じゃあ、ありがたく癒させてもらうとするわ。邪魔したな」
俺は○○を担いでさっき入ってきた玄関へと向かう。
『あまりいじめるなよ』
「あんまり泣かせちゃかわいそうだよー」
新羅とセルティはそう言って見送ってくれた。
もう俺の頭にはかわいいこいつにどう癒されるか、ということしかなかった。
この後癒してもらい、さらに美味しく頂きました
(えっちょっ・・・静雄さん!?離してください!!)
(却下。・・・・家に着いたら覚悟しとけよ)
(!!!!!!!!)
.