短編

□出会い 刹那編
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「ん?刹那との出会いの話を聞きたいって?」
本を読んでいると大華に聞かれた。
大華は二番目にメンバー入りしたので刹那との出会いだけはわからないからだろう。
「・・・面倒だな。刹那に聞け」
「え〜。だって、刹那ってはっきりはなしてくれそうにないし」
「はぁ・・・面倒だから短めに話すぞ。それと、これは貸しだ」
「うん、いいよ!」
俺は本を閉じてあの日のことを思い出した。
俺がこの世界で最初に来た村。
その村の人口は100人ほどで、特に目立った特色のない警察もいない本当に小さな村だった。
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