08/07の日記

21:23
小さなてのひら
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遠くで遠くで揺れてる稲穂の海
帆を上げ帆を上げ目指した思い出へと
僕らは今日までの悲しいこと全部覚えてるか,忘れたか

小さな手にもいつからか僕ら追い越してく強さ
熟れた葡萄の下泣いてた日から歩いた
小さな手でも離れても僕らはこの道ゆくんだ
いつかくる日は一番の思い出を仕舞って

季節は移り もう冷たい風が
包まれて眠れ あの春の歌の中で

小さな手にもいつからか僕ら追い越してく強さ
濡れた頬にはどれだけの笑顔が映った
小さな手でも離れても僕らはこの道ゆくんだ
そしてくる日は僕らの思い出を仕舞った

小さな手でもいつの日か僕ら追い越してゆくんだ
やがてくる日は新しい季節を開いた

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21:12
時を刻む唄
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落ちていく砂時計ばかり見てるよ
さかさまにすればほらまた始まるよ
刻んだだけ進む時間に
いつか僕も入れるかな

きみだけが過ぎ去った坂の途中は
あたたかな日だまりがいくつもできてた
僕ひとりがここで優しい
温かさを思い返してる

きみだけを きみだけを
好きでいたよ
風で目が滲んで
遠くなるよ

いつまでも覚えてる
なにもかも変わっても
ひとつだけ ひとつだけ
ありふれたものだけど
見せてやる 輝きに満ちたそのひとつだけ
いつまでもいつまでも守っていく

肌寒い日が続く もう春なのに
目覚まし時計より早く起きた朝
三人分の朝ご飯を作るきみが
そこに立っている

きみだけが きみだけが
そばにいないよ
昨日まですぐそばで僕を見てたよ

きみだけを きみだけを
好きでいたよ
きみだけと きみだけと
歌う唄だよ
僕たちの 僕たちの
刻んだ時だよ
片方だけ続くなんて
僕はいやだよ

いつまでも覚えてる
この町が変わっても
どれだけの悲しみと出会うことになっても
見せてやる 本当の強かったときのこと
さあいくよ 歩き出す坂の道を

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21:02
一万の軌跡
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足さえすくむような断崖に立って闇を見下ろしていた
無数の光たち 流星のように落ちては消えた
今なら届くかもしれない 手を伸ばせば
でもそんなことできない もう僕は見送るだけ 一万の軌跡を

強がりは離せない
臆病なその足で進んでゆく
歯がゆさで悔しさで
向かっていく それが人だから

60億分の思いが織りなす別世界が目の前に
僕らを包んでゆくんだ 聞こえてくる声は

生きていく 生きてゆくんだ 生きてゆくことが醜くても
生きていく 生きてゆくんだ 生きてゆくことで守っていく
生きていく 生きてゆくんだ 生きてゆくことが醜くても
生きていく 生きてゆくんだ 生きてゆくことで輝きだす

旅の記憶はもう遠い岸辺の朝
今君に捧げる

強がりは離せない
臆病なその足で進んでいけ
傷ついて 雨に打たれ
向かっていく それが人だから

60億分の思いが織りなす別世界が目の前に
僕らを包んでいくんだ 聞こえてくる声は

生きていく 生きてゆくんだ 生きてゆくことが醜くても
生きていく 生きてゆくんだ 生きてゆくことで守っていく
生きていく 生きてゆくんだ 生きてゆくことが醜くても
生きていく

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