光と闇の天使

□第1夜〜黒の教団〜
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少女は高い高い崖を見ていた


そして小さな声で呟いた



『……ここが黒の教団……』



少女は頭の上に乗っているオレンジ色の小さな機械に話し掛けた



『本当にここで合ってるの?


サン』



サンと呼ばれる機械は小さく頷いた


そして少女は再び崖に目を向けて何か決意するように言った



『しょうがない……


登るか』



少女が崖に近付こうとしたら不意に声を掛けられた



『あの〜……』



少女が声がした方を振り向くと髪の毛の色が白く左目にペンタクルがある少年が立っていた



『貴女も教団に行くんですか?』



少年の質問に少女は短く答えた



『えぇ』



少女の言葉を聞いた少年はまた質問をした



『もしかしてエクソシストですか?』



少年の質問に少女はまた短く答えた



『えぇ』



すると少年は笑顔で言った



『そうなんですか

あっ、僕の名前はアレン・ウォーカーです


貴女の名前は?』



『ルナ……


ルナ・アルト……』




アレン『良い名前ですね


よろしくお願いします』



するとアレンは右手をルナの前に出した


ルナも右手を出して握手しながら言った



ルナ『よろしく……』





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