ふたり

□参話
2ページ/2ページ



私はさっきまでのことを先生に話した



「…ふーん…(アイツやっと告ったのか)」




『ねぇ先生!私どうしたら良いアルか!?もう頭ん中ごちゃごちゃネ!』




ウガァァァア!




「まあまっ、落ち着けって」




『これが落ち着いていられるかアル!』





「…はぁ……んじゃあさ、お前はどう思ってんだよ。沖田君のこと」




『どうって…』




「沖田君は、お前のことずっと女として見てたわけじゃん?好きって言ったのもマジだとする。んで、お前はどう思ってんだよ」





『そ…そんなコト言われても………………………………………す…好きかも…知れない』




「かも知れないってυ」




『だってわかんないアル!好きだとか、恋だとか!みんなは私恋してるって言ってるアルけど私わかんないヨ!それにあんなバカサドに恋なんて絶対おかしいアル!!』




「…んじゃよォ。とにかく、そのことを沖田君に言えよ」




『なっ…何でアルか?』




「沖田君傷付いただろ〜なァ〜せっかく告ったのに、暴言吐かれて、しかもフられたなんて、かなり落ち込むんじゃねぇの〜?」




『うっ…υ』




「…まあなんだ。わかんないならわかんないで良いんじゃね?考えてやる。ぐらいの感じで言えば、それなりにアイツも、お前に対して普段と変わらず接せると思うけどな」





『………ウン。わかったネ…一応言ってやるアル』





「ふっ…お前ってホント可愛くねーなァ。もっと素直になれって。あ、もしかしてアレか?ツンデレか?」



頭をガシガシ撫でられる




『ツンデレなにヨ。てゆーか痛ぇヨ』




「…いや、わかんないなら良い。…ん?…お。噂をすれば…来たぞ」




『?』




「んじゃな神楽。ちゃんと言えよ〜」




『え、センセ…』




「オイチャイナ」




『Σ!!………何でお前ここにいるネ…』





next.




.
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ