小説
□夏祭り
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ワァーワァーワァー!
アハハハハっ!
『もう!早くおいでよ〜!!』
『待って〜!』
三番隊隊舎・執務室
「……今日に限って子供がエライはしゃいでるな〜?」
「そりゃ子供は、はしゃぐでしょう」
「何で?」
「今日は夏祭りがあるからですよ」
「夏祭り?そんなん去年やったけ?」
「いいえしてませんよ、話しによると女性死神協会が山本総隊長に頼んで今年からする事になったんだそうです」
「へぇ〜そうなんや……エエ事聞いたわ!おおきにイヅル!!」
ボクはイヅルにお礼を言うと執務室から飛び出した。
「ちょっと!市丸隊長!!書類まだ残ってますよ!!市丸隊長〜〜!!!」
何かイヅルが叫んでたけど無視してボクはあの女(ひと)が居る場所に走った。