小説

□夏祭り
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ボクはその言葉を聞いて嬉しくなるんが分かった。

多分、否きっとこん時のボクはめっちゃ笑顔やったと思う。

「惣!今からボク書類を済ませてくるから絶対に浴衣着て来てや!」

「分かってるよギン」

その言葉を聞きボクは惣の居る隊主室を後にし執務室に向かった。


バーンッ!!

「イヅル!溜まってる書類を全部出し!」

「い、市丸隊長どうしたんですか!?急に??」

「づべこべ言わんとはよ出し!夏祭りが懸かってんねん!!」

「分かりました、すぐにお持ちします!」

イヅルはそう言うと書類倉庫へと向かった。

5分程してイヅルが大量の書類を抱えて帰ってきたのを見てボクはこんなにも書類を溜め込んでたのかと軽く懺悔した。

「………やるしかないか」
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