小説
□プレゼントは……
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「事前にギンに何が欲しいか聞いていれば良かったな……何が欲しいのか全く分からないよ……」
そう小さく呟くと藍染は瞳を閉じて考えはじめた。
だが何も良い案が浮かばなかった。
「松本君に聞きに行こうかな……」
そう言うと藍染はギンの幼馴染で十番隊副隊長の松本乱菊に聞きに行く事にした。
……
…………
…………………
…………………………
十番隊・副隊長室
コンッコンッ
「は〜い♪どうぞ〜!」
ガッチャ
「失礼するよ?」
「藍染隊長!?どうしたんですか!」
「実は君に聞きたい事があって来たんだ」
「あたしにですか?」
「うん…大丈夫かな?」
「全然大丈夫ですよ!あっ立ち話もなんですから座って下さい!お茶煎れてきます」
「松本君、そんなに気を使わなくても良いよ?」
「いえいえ!あたしも休憩しようかなって思ってたんで丁度良かったです」
乱菊は藍染にそう言うとお茶を煎れに行った。
藍染は乱菊の言葉に甘え座った。