小説
□未定
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ピピピピッ!
ピピピピッ!
カッチッ!
『うんっ朝か……朝食つくらなきゃ……』
僕がベッドから出ようとすると腕を掴まれベッドから出る事が出来なかった。
「白、何処に行くんだい?」
『黒…離してくれないかな?』
「イ・ヤv」
『…イ・ヤvじゃないだろう?朝食つくらないといけないんだけど?』
「そんなの外で食べれば良いじゃないか?」
……外で食べれば良いじゃないかって?
僕がつくった物じゃないと「不味い」だの「今はいらない」だの「ダイエット中ですから」とか言って食べない癖に……。
『黒、朝食は家で食べて貰わないと困るんだけど?』
「何で?」
『だって君は僕がつくった物以外は食べないじゃないか』
「流石だね、私の事を良く解ってる」
『生まれてからずっと一緒に居るからね』
「そうだね…」
『黒、僕は朝食つくるからその間に着替えしてて』
「分かったよ」
僕は黒にそう言い残し台所に向かった。