小説

□新しい年は……
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「あ、藍染隊長はこれから何処か行くんスカ?」

「ちょっとね…」

「も、もし良かったら俺と初も…「明けましておめでとうございます!藍染隊長!!」

「朽木君…!明けましておめでとう」

「ルキア!?」

「藍染隊長、お着物とても似合ってらっしゃいます!」

「ありがとう」

「俺の存在は無視かよっ!」

「居たのか恋次…」

「居たのかじゃねぇよ!」

恋次はルキアの態度に少し腹を立てた。

ルキアはそんな恋次を無視して話しを進めた。

「藍染隊長は何処かに行かれるんですか?」

「うん…」

「そうですか!行ってらっしゃいませ!」

「ありがとう、行って来るよ」

藍染はルキアに礼を言うと歩き出した。

「ちょ!藍染隊…「諦めろ、恋次」

「ルキア!お前が邪魔すから藍染隊長いっちまったじゃねぇか!!」

「お前が無理に誘おうとするからだ、それに藍染隊長は行かれる所があると言われてただろう?」

「……」

恋次はルキアに正論を言われ言葉が返せず、ただただ溜め息を吐くしかなかった。
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