希望の光

□point4 対面
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全ての授業は終わって今は放課後




日吉は部活に




海里は職員室に書類を提出しに行った




〜職員室〜




海里『失礼します』




『東条か
どうしたんだ?』




海里『朝出し忘れた書類を提出しに来ました』




『そうか』




先生は書類に書き忘れが無いかチェックを始めた




『書き忘れは……無いな
確かに受け取った』




海里『それじゃあ俺はこれで……
《やっと部活見学に行ける》』




海里が職員室を出ようとすると先生に呼び止められた




『ちょっと待ってくれ』




海里『?
何処か書類に書き忘れが有りましたか?』




『あ、いいや
そうじゃなくて
お前って日吉と仲が良かったよな?』




海里『《何か嫌な予感……》
まぁ、一応……』




『実は、今日中に渡さないといけないプリントが有るんだが……
俺の代わりに日吉に渡しておいてくれないか?』





海里『《嫌な予感的中……》
あの……
俺じゃなくても先生が直接渡した方が……』




『俺はこれから出張に行くでな』




海里『けど、俺これから部活見学に……』




『プリントを渡すのは部活見学終わった後でもいいから頼む!!』




海里『けど……』




『それじゃあ頼むな』




海里は断ろうとするが先生は海里を無視してプリントを渡すと職員室を出て行った




海里『《無視された……》
仕方ない……
若に届けに行くか』




仕方なく海里は日吉にプリントを届けに行く事にした




海里『でも、その前に……
弓術部を覗きに行くか』




海里は職員室を出てテニスコートではなく弓術部の活動場所に向かった
















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