小説

□リアルおにごっこ
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―イザーク目線―
(ヤバい…4日も遅れてしまいましたよ(汗)……あのクソバカ依頼人め…あとでぶっ殺す!!)

薔薇十字騎士団、大幹部ことイザークは3日で終わる仕事に7日もかかってしまい、イライラしていた。
なぜ、4日も多くかかってしまったのかと言うと…

(あのカマ野郎なにが…「気に入っちゃったカラ〜もっと側にいて欲しいのヨ〜vV」だ)

とか、言っているうちに我が君の部屋の前までついていた。

「ハァ…怒ってらっしゃるだろうな……イザーク・フェルナンド・フォン・ケンプファー只今もどりました。」

「………………………………入ってイイょ」

「(なにさっきの間)し、失礼いたします。」

イザークは、ゆっくりとドアを開けカインの5歩程度前に膝まづいた。

「予定より4日も遅れてしまい申し訳ございません…少々手こずってしま、い……」

反応がないことに違和感を覚え、チラリとカインを見上げれば、ぐったりと背もたれに寄りかかり遠い目をしていた。

「ちょ、我が君!!大丈夫ですか?!」

「……………………ふふふ、イザぁク遅いじゃなぁい」

(ヤバイ…私危ない(冷や汗))

イザークは命の危機を感じドアを背にして、いつでも逃げられる様に身構える。

「………………………イザーク(冷笑)」

「ッ…し、失礼いたしました((汗))」

(とりあえず、危険なんで逃げます(汗))

イザークは、逃亡した!!!


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