08/12の日記

14:57
小説【説明】
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日記にちょっとずつですが小説を載せていこうと思います。では…まず少しだけのモノを…

SOUL 【魂喰】 EATER 
マカ×ソウル

「やぁ〜ん…ソウルくぅん、ブレアと遊んで?」
「嫌…ちょ、やめろ…うぎゃあぁぁぁあっ」
「煩いのよ、少しは黙ってて。勉強の邪魔」
 ブレアとじゃれあっていたソウルはマカにマカチョップを喰らわされた。
「このガリ勉ヤロー…」
 ボソリと小さな声で呟く。そんなソウルのマカに対する悪口をマカは聞き逃さない。
「角ですよー…痛いですよー…マカチョーップ。」
 ニッコリと黒い笑みを浮かべる。ソウルはしまった、と言わんばかりに後ずさる。そしてソウルの2度目の悲鳴がデスシティにこだましていた。

「…ソウルの馬鹿、馬鹿、馬鹿…っ!!ソウルの変態…」
机に向かいブツブツと呟く。まるで、呪文のように。
「きっとソウルもアイツみたいになるんだわ…!!やっぱり、男って言うのは……はあ…。」
 落ち込むようにマカは小さく溜息をついた。自分も大人気ないかもしれないが、いつもいつもあんな場面を見せ付けられ、マカも頭に血が上っていた。どうしても、許せなかった。
「パートナーなのに…どうしてこう、ケンカばっかしちゃうんだろう…?」
頭に思い浮かんだ疑問をシュン、とマカは悲しげに小さく呟いた。
「さあ…何でだろーね?と言うか、俺はCOOLな男だ。お前の親父みてーにはなんねー…」
はあ、と溜息をつきソウルはマカに言う。まさかの事にマカはバッと声のする方向へと振り返った。
「COOLな男は浮気なんかしねぇぜ」
そう言うソウルに嘘だ、とでも言いたげな表情でジト、とソウルをマカは見つめた。
「何だよ…信じてねぇのか?」
そんなマカを見てソウルは呆れたと言うような表情でマカに尋ねる。
「浮気は…しないのね。そうよね、ソウルはブレアのだもんね…」
ムス、と気に入らないと言いたげな表情でボソボソとマカは呟いた。
「な…何言ってやがる…っ!!」
「なら…ソウルは誰に対して浮気しないのよ?」
カァ、と顔を赤くしたソウルをマカはキッ、と睨みつける。そして、冷ややかな目でソウルに尋ねた。
「そんなの、わかってる事だろ」
ボソリと小さな声でソウルは呟いた。
「…わかんないから、聞いてるんでしょ!?」
マカはソウルに対して大きな声で怒鳴った。
「たとえパートナーの事でも、私にだってわからない事はあるわよ!!言ってくれなきゃ…わかんない!」
「うるせぇ!少しは黙ってろよ!………っ!?」
 ソウルはムカ、としてマカを怒鳴った。マカは――――――――…泣いていた。声を押し殺して泣いていた。何かに必死に耐えている、というように泣いていた。
「あー、何でお前が泣くんだよ。泣くな、泣くなってば。」
グシャグシャと参ったとばかりにソウルは頭を掻く。そして、ポンポンと優しくマカの頭を撫でた。マカは目を丸くしてソウルを見つめた。
「浮気ばっかするくせに…馬鹿」
「…COOLな俺は一筋だぜ」
 ニッとマカにソウルは笑って見せた。
「誰に一筋なんだか…わかんないけどね」
ボソリと小さく呟くマカ。その言葉にム、としたソウルはマカを自分へ引き寄せギュ、と抱きしめた。
「…ちょ…っ、ソウル……っ!?」
 驚いたマカはソウルから離れようとするがマカを抱き締めたままソウルは動かない。少しずつ、少しずつ、マカを抱き締める力が強くなっていく。
「ちょ、ソウル…?どうしたの…?」
「COOLな男は惚れた女に一筋って事だよ、少しはわかれよ…このガリ勉ヤロー」
マカの肩に自分の顔を埋めムス、としながら呟くソウル。そんなソウルの言った言葉を聞き、マカは嬉しそうにクスリ、と微笑するとソウルの頭をポンポンと優しく撫でた。ソウルはマカに撫でられ嬉しそうに笑った。
「へへ…っ、こういうのも良いかもな…♪」
嬉しそうに笑うソウルを見てマカはキュンとし、顔をカァと赤く染めた。マカは無意識に顔を赤く染めていく。そんなマカの異変に気づいたのか、ソウルはマカを見てキョトンと不思議そうに首を傾げ、マカに尋ねた。
「…マカぁ?顔、赤いぞ…?熱でもあんのか?」
ヒョコ、とソウルはマカの顔を覗き込む。覗き込まれマカの顔の赤みは増した。
「…い、嫌…っ!!駄目…!!」
 ドン、とソウルを自分から突き放す。そんなマカをソウルは絶句して見つめていた。
「…あ…、ソウル…。違…、違う…、の」
 目に涙を浮かべマカは首を横に振る。
「マカ…どうした?変だぞ…、やっぱり体調悪いとか…?」
 悲しげにマカを見つめるソウルは、マカをまだ心配していた。そんなソウルを見て、マカは『ソウルを傷つけちゃ駄目だ』そう思った。でも、ソウルにどう自分が接すれば良いか、それがわからなかった。
「なぁ…マカぁ…」
不安そうな瞳で見つめるソウルを見てマカは俯いた。
「…ごめん、ソウル…私、ソウル見てると…我慢出来ないかもしれない…」
 フイ、とソウルから顔を反らす。ソウルはマカの言葉に理解するのに時間はかかったものの、理解するとカァと頬を染めた。
「別に…我慢する必要ねぇよ…。」
ボソリ、と小さな声で呟いた。ソウルの言葉にマカはバッと顔を上げる。
「ソウル…な、何…言って……っ」
 ソウルの言葉にカァと顔を真っ赤に染める。ソウルは真剣だった。
「…あ、ぇ………ソウ…ル…?」
「………マカ、嫌か…?」
 ジ、とソウルはマカを見つめる。マカはブンブンと顔を横に振った。
「…ソウルなら…、嫌…じゃないよ…?」
 薄紅色に染めた頬に上目遣いでマカに見つめられソウルはドキン、と胸が高鳴った。
 マカを引き寄せギュ、と抱き締めた。マカの耳元でソウルは小さく呟く。
「マカぁ………可愛い……」
 突然の事に驚き顔を赤くするマカは「馬鹿」とソウルに言おうとするが、ニヘ、と嬉しそうに笑うソウルを見てつられて笑った。ソウルが笑ってくれているのが嬉しくて――…。

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14:46
初めて…
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初めてのホムペ…初日記だよォ!!
ミンナ見てくれると嬉しいなァって思うんだァ♪
自己紹介です!!しるくはちょっと腐混じりのヲタ少女!!
今はSOUL EATER、REBORN!、To LOVEるなどハマッてます♪今注目の漫画は【勤しめ!仁岡先生】や【魂 喰】!!ムシウタは小説の新刊を楽しみにしている状況!好きなアニメなどは多すぎて言えません;屍姫などアニメ化が楽しみです!!今はガンガンの漫画に注目中!!

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