08/27の日記

13:26
NEW小説!!
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またまた小説!!掲示板にも有りますヨ☆
見てくださいねェv



SOUL【魂 喰】EATER 
ブラック☆スター×中務椿

「ひゃっはあぁぁぁぁぁぁぁあっ☆」

「ブラック☆スター!!」
教室に遅れて入ってきた人物を見て椿は声をあげる。
「ブラック☆スター、遅刻」
シュタイン先生にそう言われブラック☆スターは「悪い、悪い」と謝る。
「ブラック☆スター!!遅れてくるなんて…また喧嘩とか…」
椿が不安そうに駆け寄る。椿の言葉にブラック☆スターはキョトンとしたがすぐニ、と笑う。
「遅れてきたほうが目立つだろ」
現在遅れてきて目立っているためブラック☆スターは上機嫌だ。そんなブラック☆スターを見ると椿は何も言い返せないのだった。
「ブラック☆スター!!」
そう言ってマカがズンズンとブラック☆スターに近づく。
「ブラック☆スター!!椿ちゃんはいつもアンタのこと心配してるのにどうして…そう!!」
「マカ!!男には男の事情が…!!」
「…ソウルは黙ってて!!」
「男にも男の事情が…!!」
「…角のマカチョップ痛いですよー……――マカチョップ!!」
「ってェ…全然…COOLじゃねェ…」
マカのマカチョップを喰らったソウルは頭を押さえていた。
「大人げねーぞ。マカ」
「お前が言うな!!」
「マカちゃん、落ち着いて…」
マカはブラック☆スターに“大人気ない”と言われイライラしていた。
「ごめんね…でも、ブラック☆スターも悪気があったわけじゃないの…」
マカに椿が謝る。
「何で?何で…?何で椿ちゃんが謝るの?どうしてブラック☆スターを庇うの…?」
「ブラック☆スター…本当はいい子だから…」
「ブラック☆スターもどうして椿ちゃんを困らせるの!?椿ちゃんが嫌いなの!?」
「オイ…マカッ!!」
ソウルがマカを止めようとしたがマカは止まらなかった。
「ブラック☆スター!!」

「マカちゃん!!もういいの!!ブラック☆スターは何も悪くないの!!もう良いから!!」

「俺は椿を職人としても…男としても守るって決めたんだ!!」

椿の胸がドキン、と高鳴る。

「嫌いなわけねぇ!!椿は俺の…俺の大切なパートナーだからなっ」

ニッと笑ってブラック☆スターが椿を見る。椿はブラック☆スターに笑い返した。
マカとソウル達はキョトンとしていたがすぐに嬉しそうに笑っていた。


「大好きだぜ!!椿!!」


クラス全員の前でブラック☆スターが叫ぶ。恥ずかしかったけど、すごく嬉しかった。

私もブラック☆スターが大好きです。


*オマケ*
「マカ、ソウル、ブラック☆スター、椿。廊下に立ってなさい。」
「あ…そ、そんなぁ…。」
マカが項垂れる。ソウルとブラック☆スターはそんなマカを見て面白そうに笑っていた。
「ホラ、マカ!行くぞ、廊下」
グイとマカの腕を引っ張りマカを廊下へ連れて行くソウル。
「もー!!最悪!!」

「アイツら…何してんだか」
「きゃはは、キリンキリン〜♪」
「キッド、パティ、リズ。君たちも廊下たってなさい。」
「どうして俺たちまで!?」
「キッドは連帯責任だ。二人を見てみろ。」
パティはキリンを作り、リズは授業中なのにマニキュアを塗っていた
「戯けめ!!何故、左右対称に…」
「はいはい、さっさと廊下行こうぜ」
「オイ、待て!!お前たちはシンメトリーの良さを分かっていn...」

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上手くできたか自信はないですが…喜んで頂けると嬉しいです♪
新作。。。。お楽しみに☆

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13:17
小説UP
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ちょっとシリアス混じり…。見てみてください。
感想くださると嬉しいです!!助かります!!

ひぐらしのなく頃に 

ひぐらしがなく…昭和58年初夏。今年は誰が犠牲になっていくの―――…… ?

「…う、うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ!!」
「り、梨花…っ!!落ち着いて下さいなのです!!」
「いやあっ!!どうしてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええっ!!」
 頭を抱えて私は泣き叫ぶ事しかできなかった。
「返してぇ、返しなさいよぉっ!仲間を…返してぇぇっ!」
 何もかも狂っているように、頭のおかしくなった人のように泣き叫ぶ。
「梨花っ、大丈夫です!まだ…きっと、時間が…」
「無理よっ、いくら時間が巻き戻っても変わらない世界は変わらないのよ…だって私達は、私は…無力だから。何も出来ない役立たず…そんな私に変わらない世界を変えようだなんて…無理。出来ないのよ…」
 ズル…と力尽きるようにその場に泣き崩れる。私達が幸せになれる日はきっと、来ない―――――……。

昭和58年 6月

「また…今年も始まってしまうのね、今年も悪夢がまた…」
 次へ次へと繰り返されていく惨劇。今年は誰が犠牲になるのかしら―…?それとも私達が望む世界なの―…?今年の私達の運命はどうなるのかしら―…?
「梨花ぁー。起きて下さいまし…―って、もう起きていたんですの?」
「…沙、都子…。おはようなのです」
 ふ、と顔を上げて「にぱ☆」と笑顔を沙都子へ向ける。沙都子もニコ、と笑顔を私へ向ける。
「早くご飯を食べて学校へいかなくては、遅刻してしまいますわよ」
「みぃ、今行きますですよ」
 布団から重い体を動かして起き上がり、卓袱台へと向かう。
 さぁ、始めましょう。昭和58年6月…私達の、惨劇から逃れるため、足掻いて足掻いて足掻き続ける物語を…そして、今までとは違う世界を、私達の幸せな世界を迎えましょう。


「をーほっほっほ♪さあ、今日も圭一さんにトラップを仕掛けてやりますわー!!」
「みぃ…毎回毎回、沙都子は素直じゃないのです、にぱぁ☆」
「イ…イキナリ何を言い出すんですのー!?梨花ぁっ?!」
 ズサ、と後ずさり顔を真っ赤に染めて「あわあわ」と慌てふためく沙都子。すると―――――――…ガラ、と扉が開いた。そこに居たのは圭一。見事に落ちてきた黒板消しをキャッチした。
「甘いな、沙都子。俺はこんな手には引っかからな――――――― い゛……っ?!」
 フフン、と勝ち誇った顔の圭一。一歩前に踏み出る。その時沙都子はニヤ、と笑んだ。圭一はバランスを崩す。ワイヤーに引っかかったのだ。目に見えなかったワイヤーに。そして――――…。
「うおぉぉおっ?!」
 ベチョ、とワイヤーの目の前に用意がしてあった墨に顔が落ちる。
「はう、圭一くん…大丈夫かな、かな?」
 心配そうに圭一に駆け寄るレナ。圭一は墨に落ちた顔を持ち上げた。
「うげ…ぺっ。墨が口の中に…」
 顔が墨で黒く染まっていた。ぺっ、と口の中に入った墨を吐き捨てる圭一。
「くっくっく、沙都子に1本してやられたねぇ、圭ちゃん」
 クスクスと愉しげに笑む魅音。その横には詩音も居た。
「ありゃりゃ?圭ちゃん、顔が黒くなってますよ」
「みぃ、はいなのです。コレで顔をふくと良いのです」
 す、と圭一にハンカチを差し出すと圭一はニ、と笑った。
「やっぱり、梨花ちゃんはレディーだな。流石だぜ。沙都子とは大違いだな」
 ニカ、と笑んでハンカチを受け取るとゴシゴシと墨を拭き取っていた。
「どうして私と大違いなんですのぉー?!」
 キー、と怒って圭一を追い回す沙都子は楽しそうだった。
「はう…楽しそうだな、だな♪」
「圭ちゃんたちも子供だねぇ、おじさんもだけど」
 そして――――――――……
「何をしてるんでしょうね…?」
「楽しそうで羨ましいのですよ、み〜☆」
――――――――……私達も。こうして、みんなで笑っている事が嬉しかった。幸せだった。今のこのときが…幸せで、幸せで…こんな時がずっと続けば良いのにって願った。悲しく、辛い惨劇が何度も繰り返されるのではなくて、こんな幸せな時間が繰り返されるのなら、どんなに幸せだろう、って思った。
「あうあう…みんな、とっても楽しそうなのです。梨花、今回は…」
「…ええ、今年こそ…変えてやるわ。未来を、明るい未来に。幸せに暮らせる世界に。」
「ボクも見てみたいのです。みんなの笑顔がキラキラする、その先の未来で生きてみたいのです。」
 コクリ、と羽入の言葉に頷く。そして、弱弱しく笑顔を向ける。
「そうね…わたしも見てみたいわ。絶望以外の明るい未来を。キラキラと輝くみんなの笑顔を…!!」
「梨花ぁー、そんなトコロで何をしているんですのー?」
「なんでもないのです、みぃ☆」
 パタパタとみんなの元へと駆け寄る。みんな笑っていた。幸せそうに…それが私にとって嬉しくて、とても嬉しくて…この、みんなの笑顔を守りたい、そう思った。私なんかにそんな事は出来ないかもしれない。でも、出来るだけ…自分に出来る事だけでもしたい、そう思った。だから、笑った。みんなが笑顔でいれるようにするために、私もみんなと一緒に笑った。笑い声を漏らしながら笑った。
「梨花、今年こそ…未来を変えましょうなのです」
 ええ…やってみせる。バッドエンドではなく、ハッピーエンドを迎えましょう。そして、未来を造り変えてやりましょう。私は、みんなを信じてる…みんなでなら、きっと最高の結末を迎えられる。絶望以外の明るい未来を、笑顔がキラキラ輝く未来に生きる事が出来るって信じてるわ。
「あう…きっと大丈夫なのです。ボクは今年こそ未来が変わるって信じてるのです。梨花ならきっと出来ますです。ボクは信じています。このまま何度も惨劇を繰り返すわけにはいかないのです。何度も何度も辛い思いを梨花はしてきました…だから、梨花には…もうそんな辛い思いをしてほしくないのです。梨花だけでなく、みんな…沙都子や圭一、レナや魅ぃ…勿論詩ぃにも…もう辛い思いはしてほしくないのです。だからこそ、ボク達は頑張るのです。頑張ったその先には、きっとキラキラ笑顔が輝いている世界がある…なのです」
 ニッコリと笑顔を羽入は私に向けた。その笑顔を見て、私も思った。こう思った、こう――――……諦めなければ大丈夫。私達だもの、こんな事で挫けないわ。乗り越えられる、私達なら。だから、信じましょう、みんなを…そして、自分を。
「羽入……」
「あ…あうっ、ボクには何の力も、見ている事しか出来ないのに、こんな事言ってゴメンナサイ、なのです!でも、そう思ったのです!だから、カライものは食べないで!い―――…っ」
 あうあう、とガードの体勢をとる羽入。目をぎゅ、と閉じてブツブツ言っている。
「羽入、ありがとう」
「…え…………?」
 思ってもいない私の言葉にキョトンと首を傾げる羽入は少しして、嬉しそうに微笑んで見せた。
 そうよね…羽入の言う通り。私も今、心からそう感じているわ。
「梨花ちゃん…1人で何か言ってたみたいだけど、悩み事か何かかな、かな?」
 不安そうに尋ねてくるレナ。私にはこうして心配してくれる仲間がいる。不安なんかじゃない、凄くし合わせ。心強いじゃないか。例え結果はバッドエンドだとしても、後悔なんかしない。みんなが居てくれるから。信じているから、信じてくれているから。私の仲間は最高だもの!!
「大丈夫なのですよ、にぱー☆」
「…そ、それなら良いんだよ、だよ」
「ありゃりゃ?梨花ちゃま、悩み事があるんですか?」
 私達の話を聞いていたのか詩音がひょこっと現れて小首を傾げた。
「そうですの…?梨花…?」
「悩み事ならおじさんに相談してごらん?力になれる事なら、おじさん達も協力するよ?」
 心配そうに近寄ってくる沙都子、ニ、と笑って話してくれる魅音。その魅音の言葉に力強く頷く仲間達。
「そうだ、魅音の言う通りだぜ、梨花ちゃん!この俺、前原圭一の手にかかれば不可能はない!ってな」
 バン、と胸を張ってクシャ、と私の頭を撫でる圭一。ニ、と笑ってくれた。私の頭を撫でてくれる圭一の手は温かかった。凄く安心する手だった。
「ありがとうなのです、でも…本当に何も無いのですよ?」
 ニコッといつもの笑顔を見せる。だが、圭一たちの顔は納得がいかないというような顔だった。
「みんな心配しすぎなのですよ、にぱぁ☆」
「そうですわね、心配しすぎかもしれませんわね…」
「そうなのですよ」
 ニコニコと笑ってみせる。すると、みんなの顔も段々笑顔になっていった。
「梨花…良いのですか?何も言わなくて…」
「大丈夫…話さなくてはならない時がきたら話すわ。その時、みんなは私を信じてくれる、そう私も信じているから」
「梨花は変わったのです」
「……え…?」
 羽入の言葉に私はキョトンと首を傾げる。
「梨花にはわからないかもしれないけど、梨花は成長したのです」
「…私にはわからないわ、そんなの…」

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