コナン

□映画館
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休みの日、オレは涼しい劇場内で映画を鑑賞していた―――のだが…なぜかオレだけ顔から汗を掻いていたのだった。


その理由は―――



「っ…!んっっ、はぁ、はぁ…」

声をなるべく出さないようにしていても勝手に口から声が出てしまう。だが此処は映画館の中、小さな声なら映画の大音量で多少かき消されてしまうからまだ大丈夫だ。

それよりも……


「昴さん、いい加減、やめて…」
隣にいる昴さんにしか聞こえないように声を落として話しかける。

「どうしてだい?ココを大きくして善がっているのは君の方じゃないか」
「っっ……」

ちらりと昴さんの横を見ると夢中で映画を見ている少年探偵団がいる。
幸い昴さんを挟んでオレが通路側、しかも一番後ろの席で他の人たちからは見えないこの状況。こんなことするにはもってこいの場所だ。

だけど……

「あいつらにバレたらどうするんだよ…」
「大丈夫だよ、あの子たちは映画に夢中みたいだからね。それに入口でブランケットを貰ってそれで隠しているからバレる事は無いよ」

ニコリと薄く笑う笑顔が今は無性に腹立たしく感じた。

そして笑ったままいきなり弄っていた手を亀頭に当て指先で先端を弄ってくる

「ひぃっっ…!!」
いきなりの刺激で思わず声が出そうになるのを手で押さえて止める。

「ふふ、声を必死で我慢する君はとても可愛らしいですね。でもこうも薄暗くては肝心の顔があまり見れなくて残念ですが…」

耳元で急に喋り、コナンは身体を震わせ手で押さえているものの、そこから声が出そうになる。

「いきなり、喋るな……っっ」

小さく震える身体で何とか声を出すが正直言って喋る事すらままならぬ状況だった。
「そう言えば耳が弱いんでしたね」

また耳元で喋りいきなり耳を甘噛みしてくる。
「ひぃぃッッ!!」

血液が一気に沸騰したんじゃないかと思うくらい顔が真っ赤になるコナン。
唇を噛み締め必死に快感に耐えようとするのだが、今いる状況、周りには知らない人や子供たち、羞恥と快感が入り混じり頭の中がぐるぐる回転し訳が分からなくなる。


だけど、皆に見られているんじゃないかという切迫した状況にこの行為は若干興奮している自分がいる……

「ほら、あんまり大きな声を出すと皆にバレてしまいますよ」
「…っだったら、この手の動きを止めろ…!」

「では今度はこっちにしましょうかね」

ニコリと笑うと懐から何かを取り出しそれをコナンの背後からズボンの中に手を入れ器用にそれをアナルの入口に宛がい一気にソレを挿入する。
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