アカシック

□日本崩壊
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「原因究明無し!安全判断なし!それで再稼働したらもし何かあったら遅いんですよ!!」
「だが日本を活性化させるにしても雇用問題にしても原発の稼働は必要不可欠だ!」

議会の結果原発再稼働に賛成が圧倒的多数で可決、容認された。

そして各自治体も賛成が多く、他の原発が無い地域、ネット上では反対が多いものの、やはり原発の補助金で暮らしている人、働いている人、自治体には多少身体に影響があってもきっても切れない存在になっていた…


もう原子力のお金無しでは暮らしていけれない程に…



そして暫く時間が経ち、政府も原発を再稼働決定し数カ月しか持たなかった日本原発全停止も終わりを迎えた。


原発が再稼働する以前まだ自治体などで容認される少し前に、防災グッズやお水などがやや値下げし始めた頃何か準備をし始める人たちが現れた。


その人たちは日本でほんの一握りの人たち。


店員も他の客もその人の不思議な行動に皆?マークを浮かべていた。

「いらっしゃいませ〜」
(あら、この人大分お水と防災グッズをこんなに買い込んで、なんでかしら?)



その人は箱入りのお水(特売)を沢山カートに入れ、カロリー○イト、ソイ○ョイなど長持ちする食料を買い込んでいた。


だが店員は多少不思議に思ったがレジに持ってきた商品を黙々とレジを打つ。


そんな人が日本にちらほらと現れた。

けれど殆どの人達はそんな事を気にもせずいつもの日常に戻る…


だが、その現れた人たちは知っていた。

ある事が起きる事を……


もしかしたら起きないかもしれない…だがその事実はあまりに鮮明に書かれていた…



「良かった。お水が特売で安く買い占めれた♪でもこれだけじゃまだ足りない。」

もっと買わないとと、その人はまた違うスーパーでお買い得のお水を買いに行く。

3・11の震災とはまるで違い、その時はお水の製産が間に合わず中々手に入らなかったが今は製産が元に戻り、よく特売などで売られるほど回復した。

そしてそんな人たちが沢山防災グッズを買って暫く時が経った。
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