□Believe in you…
1ページ/7ページ





「かっぼちゃ〜♪」


「…おい。」


「おっかし〜♪」


「…おい、英二。」


「それからそれから、景吾の王冠〜♪」


「!!!んなもん、被らねぇぞ!て言うか、何なんだこれは。アーン?」


「え〜景吾、知らないの?おっくれてるぅ。ハロウィンじゃん♪」


「ハロウィンくらい知っている。俺様が言っているのは、こいつらがどうして此処に居るんだってことだ!」




クスクス。眉間に皺を寄せて、苛つき絶頂だよ。跡部ってば。




「まぁ、百歩譲って氷帝レギュラー陣は良いとして…」




跡部の鋭い視線が、僕の前で止まった。




「何でてめえが居るんだよ、不二?それから、真田と手塚まで。後そっちの奴等は、誰だ!」




あ〜あ、イライラしちゃってカッコ悪!英二ってば、こんな奴のどこが良いんだか…。まぁ、仕方ないからとりあえず説明してあげるけどね。




「何でとはご挨拶だね、跡部。僕達は英二に正式に招待された客なんだけど。君達2人がハロウィンパーティするから、是非にって招待状まで、ほら。」




まぁ、これは、僕が英二を丸め込んで作らせたものだけどね。




「それにそっちのは、六角中の佐伯と、立海の丸井じゃない。」




…こいつらは必要ないのに、英二ってば何時の間に呼んだんだか。まぁ、英二が誘って来ない奴はいないよね。




「んなこと聞いてんじゃねぇ!俺様と英二の城に、ずらずら来てんじゃねぇよ!」




まったく心が狭いな、この俺様は。




「…ごめんね、景吾。俺、みんなでパーティしたほうが楽しいかにゃって思って。でも、景吾が嫌なら皆には帰ってもらうよ。景吾の気持ちが一番大事だから。」




何言ってるの?英二!折角苦労して君とのパーティを楽しめると思って色々考えたのに!




「バーカ。英二が楽しいのが一番だ。もう気にすんじゃねーよ。(くしゃ)」




何?!この変わりよう。
英二の一言でコロコロ態度変えちゃって。
て言うか、僕の英二に気安く触らないでよ! やっぱり邪魔だね、あの俺様は…。





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ