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□あなたをおいしく頂きたい
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ピンポーン。

反応なし。

いないわけはない。

なぜならこの時間に来るよう指示されたから。



シンは合鍵を使って中に入ろうとする。

「って、開いてるし」

鍵のかかってないドアを開けて中の様子をうかがってみた。

靴がある。

「ルナいるのか?鍵かけないで不用心な……」

ドアを閉めて、一応声をかけてみた。

「ルナー?入るぞ?」

やっぱり返事はなく、シンは仕方なく勝手に上がらせてもらうことにした。
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