向日葵の君

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レギュラーが帰ってきて一日たった。新入生は入学してから3日目となり大分学校に慣れてきているころ。(私達はまだ仮入部だけど)テニス部は今日も炎天下で練習をこなしている。




「だー!こんなに辛いんだここの練習は!!」




そう言って汗を拭う堀尾。そんな叫ぶ気力があるならもっと頑張れよ。と思ったけど心の中で留めとくことにした。後々煩いし。




『まだまだだね』




私の口癖でもある言葉を堀尾に言った。やっぱり騒ぎ出した。




「この後は素振り500回だって…?!」



「うそー?!まだ仮入部なのに!!」









 


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