DREAM

□think
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「蓮なんでそんなとこ居るの?こっちきなよぉ」

そういったのは名前だった
葉によばれて民宿「炎」に2人で来ていて、竜やホロホロもいる
名前は皆と意気投合しているが…俺はやっぱり外を見ているほうがいい

「葉も蓮もいいよな。許嫁なんかいてさ。名前なんて蓮にはもったいないぜ」
とホロホロが言った。

それだけでも切り裂いてやろうかと思ったのにそれに加えて

「名前ちゃん。オレとベストプレイスを見つけないか?」

「え、ごめん私には蓮がいるから…」

「何いってんだよ竜。名前はオレとフキ畑を…」

ホロホロがその言葉を言った瞬間俺は馬孫刀を竜とホロホロに向けていた

……自分でも気付かぬ間に……

「?蓮どうしたの?」

「否、何でもない」

名前と2人が話をしているのをみて…
嫉妬というか…
俺から名前が離れていくのが怖かったのだろう…

なんって弱いんだ……

そう考えてる間にまた向こうでは話が盛り上がる

「ハハハ。 …あ、アンナさん私たちこんな時間まで居ちゃっていいんですか?」

「いいわよ。 だけどあの暑苦しい2人は迷惑だわ」

「メラショックー!! オカミー」

「ひっついてくるんじゃないわよ(怒)」

「なぁアンナー」

「呼び捨てにしないで!!」

まぁたまにはにぎやかなの悪くはないが、あまりにもうるさすぎる(怒)

「名前は泊まっていってもいいから……ついでにあのとんがりも…」

「「オレは?」」

「あんたたち2人は駄目!! 泊まるんだったら宿泊料払いなさい!!」

「いいんじゃないん?アンナ」

「駄目よ それに名前に何かあったら…」

「蓮もおるし大丈夫よ」

「まぁ…いいわ… 私あわやりんごの番組始まるから……葉。名前に部屋案内しておいて」

「あぁ」

「そこの暑苦しい2人はそこらへんに転がしておいたらいいから」

「アンナさんありがとうございます」

「///いいのよ。じゃぁオヤスミ名前」

「おやすみなさい」

それからも話は続いた

もっとも竜とホロホロがしつこく名前にまとわりついているだけだったが…

何気に葉も名前にくっついていた

もっとも3人の想いは名前にその想いはとどいてなかったが…

またしばらくすると名前と竜とホロホロの頭がカックンカックンしてきだした
話しつかれたのだろう

「そろそろ寝るか?蓮」

「そうだな」

「じゃぁ、案内するからついてきてくれ」

「あぁ」

名前…こんなやつらと添い寝などしおって…

「名前どうするかな…」

「俺が連れて行こう。ここに置いていくとあ
の2人が手をだしかねんからな」

名前を抱き上げた時

「名前ー」
「名前ちゃーン」

竜とホロホロが寝言を言った
そして竜がホロホロに、ホロホロが竜に抱きついた

「あの2人変なトコにてるんよな…」
「フッ 気色悪い」


********

「じゃぁここ使ってくれ。おいらとなりの部屋に居るから」
「あぁ」
「じゃオヤスミ」

そういって葉は部屋を出て行った

本当に…
名前…お前は…

無防備にも程があるぞ
もし俺があの場にいなかったら…


I always think about you.
(私はいつもあなたのことを考えている)


名前に布団を着させ、俺は窓を開け空をみた
いつもより空気は澄んで星も綺麗に見えるが…
やはり人間が汚したものはそう簡単に元に戻るわけがない



「……蓮…好きだよぉ…」
名前が寝言を言った…




→おまけ
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