DREAM

□TRICK OR…?
2ページ/3ページ



「春市ぃ〜 Trick or treat!!」

「え、今日ハロウィンだっけ?」

「10月31日じゃん!ハロウィンだよ お菓子頂戴!」

そう、今日はハロウィン

町もオレンジ色に染まり
仮装してお菓子をもらう日なのです

「え、これくらいしか持ってないけど…」

春市が渡してきたのは




ふっつーーーーーの飴ちゃん。。。



しかも1個






「普通すぎ!!もっとインパクトあるのぉぉぉぉ」


思わず窓から飴ちゃんを投げ捨ててしまった

あぁもったいない…

後で拾いに行こうか

と、思ったらグランドにいた誰かに当たった



「あ……」



まぁいいか


「ごめん手ぇ滑って投げちゃった 何か別の頂戴! Trick or Triat!」

ついでに面白いお菓子がいいと付け加えて…

「いや…投げたじゃん」

「何か頂戴!!」

私がぐずってると後ろから悪魔がやってきた

「じゃぁ名前Trick or Treat。
だけど名前、[Treat]の選択肢は無いよ」


「は?!りりりりり亮介!?何故ここに」

仮装してもないのに
亮介からは黒いオーラと悪魔のしっぽやらなんやら見えていた

「さっき、飴が飛んできたからね
当ててきた人にいたずらしようかなって」

あぁ……
さっき投げた飴は亮介の頭にあたったのか…




……亮介に?!




「春市逃げるよ!!!!!!」

「え、あ、うん」


TRICK OR…
-今逃げたとしてもいずれ捕まるか…-


結局あのお方には敵いません
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ