++短編@++

□マジで恋する5秒前!!
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季節は春・・・・
周りの空気もまっピンク!!!

こんな空気耐えられないっっ!!!!




だって、
私青春学園2年8組の苗字名前。
この世に生まれて14年、



未だに恋をした事がありません!!




ぃや、今までこんな事
気にした事なんて無かったけど
さっきお昼休みに友達に
「ありえない!」
「まじ!?名前勿体ない!」
「人生の半分ぐらい損してるよ!」
とか口々に批判されました;


恋をしない事が
そんなにおかしいのかな?
ってか人生の半分も損してるの?!



だいたい恋って何?!
いつそーゆー気分になるの?!
好きってlikeのほうじゃ駄目なの?!

もーわかんないよ!!





なんて考えながら曲がり角を曲がると、



【ドンッ!!】



反対から走ってきた誰かとぶつかった。
体格的に小さい私は
受け身が取れるわけもなく尻餅をついた。


『いっ・・・たぁ』

「・・・すんません
・・・大丈夫ッスか?;」



上から聞こえた声に
顔をあげて視界に入ったのは
2年生の間でも
人気な一年生の越前くんだった。
委員会が一緒だけど
一度も話したことがない・・・
だから間近で見るのは初めてで、
率直な感想は綺麗な顔・・・・




【トクン---】




ありゃ?
なんか今胸がキュッってした・・・




「えっと・・・先輩??」

『え?ぁ、ごめん///』

「すみません・・・よそ見してたんで;」

『あ、いや、
私も考え事してて…ごめんね///』




なんか顔が熱いよ〜///
ってか越前君の顔直視できないっ/////
なんでっ?!///



「・・・恋の悩みッスか?
名前先輩??((ニヤ」

『・・・っ/////』



図星を突かれた事もあるけど
もっとびっくりしたのが
私の名前を覚えていた事・・・
なんか名前呼ばれて
初めて変な気持ちになった気がする///
恥ずかしいような嬉しいような…///



「その話気になるんだけど
部長に呼ばれてるから
また・・・ね((ニコ」

『//////』



そう言って
とびっきりの笑顔を残して
越前君は走っていった。



『(心臓がうるさいっ!!///)』






彼女が彼に
一目惚れしたと気づくまで
あと数秒―――








マジで
恋する
5秒前!!



(…・・・もしかしてこれが恋?!)
((次は先輩のクラスに行ってみようかな((ニヤ))



すべてはリョーマの計画通りだったりー??←



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