++短編@++

□A present to me
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 ==光視点==





いきなりやけど
今日7月20日は俺の誕生日や。


いや、別に主張したい訳やない。
謙也さんじゃあるまいし。←

でもまぁ祝って欲しいっちゃぁ
祝って欲しい相手が居る訳で、
朝から柄にもなく
緊張してたりするんや。

あの人の事やから
忘れてそーやけど。
ま、そん時はそん時で
謙也さんに八つ当たり
すればぇえ話やしな。←



そーこー考えとるうちに学校に着いて
他の朝練がある部活の奴等に
絡まれながらも
テニスコートに向かった。



部室の前でちょっと深呼吸して
多分先輩らの事やから
俺が入った瞬間に
皆で言ってきてくれそーやな・・・
なんて考えつつ扉を開けると



パン!パン!!


「「財前/光(はん)誕生日おめでとーさん!!」」

光「・・・・」



予想的中。
クラッカーまでは
予想しとらんかったけど。


謙「なんやねんお前、
なんの反応も無しかいな」

光「・・・ありがとーございます。」

白「相変わらず無愛想なやっちゃなぁ;」

小「昨日から皆で用意
  しとったんやで〜!
  可愛い光はんの為にvV」

ユ「おい小春!!浮気か!死なすど!」

小「いや〜んVvユウくん嫉妬?」

光「先輩らキモいッスわ」



結局いつもの
パターンになっとるし;

ってか皆に祝って
もらえたんはぇえんやけど
俺が1番祝ってもらいたい人が
此処におらんっちゅーのは
どーゆー事なんスかね?



光「・・・名前先輩は?」

金「なんか白石達が
  名前にムグッ!ンー!!」

白「なんや金ちゃん、
  お喋りはあかんのとちゃう?
  毒手・・・くらいたいん?((ニコ」

金「ンー!!!!」



俺の質問に金ちゃんが
答えてくれようとしたんやけど
白石部長がでっかい声で
喋っとる金ちゃんの口を右手で押さえて
左手の包帯をちらつかせた。
笑ってるけど笑ってないんスけど;
・・・・相変わらず
部長は怖いッスわ;;


もちろん金ちゃんは
頭おもいっきり横に振っとったけどな。
ま、懸命な判断やと思うで・・・;






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