++短編@++

□ナメんなよ
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「ねぇ。思うんだけどさぁ、
押し倒されても逃れられると思わない?」
「……はぁ?」





部活から帰ってきたら隣に住んでいる
幼なじみの名前が勝手に部屋にあがり
俺のベッドで漫画を読んでいた。
そこまではいつもあること。


しかし今回は変な質問をされる。


「お前なに言ってんだよぃ…」
「だってさーいくら男の子で力強いからって…私は逃げれると思うな。」


なんて腕を組ながら自信ありげに言う。


そこまで言うなら…
その自信、崩してやろうか。


「名前、ちょっとこっち来いよ。」
「ん?なに?」


何も疑いもせず、名前はベッドからおりて俺の目の前に立つ。
いくら幼なじみだからって…部屋着だからって…
千嘉の今の格好は正直、ヤバい。
思春期の男子と同じ部屋にいて、キャミソールはないだろぃ。


「どーした…、きゃっ!」


トンッと千嘉の肩を押してやると軽い名前はそのままベッドにダイブ。
その上に俺がまたがる。
両腕はがっちり掴み、足もしっかり固定。


「ちょっ…、ブン太…?」
「どうだよぃ?押し倒されて逃げられない気分は?」


ニヤリと笑うと名前の顔がかぁっと赤くなり無駄な抵抗を始めた。

「ご、ごめんなさい!」
「今更謝ったっておせぇにきまってんだろぃ?」
「ひゃあっ…!」


首もとに顔を埋めれば可愛い反応をする千嘉。



そのまま耳元で、一言呟いてから耳たぶを甘噛みしてやった。











ナメんなよ?
ナメてないからどいてっ
据え膳喰わぬは男の恥だろぃ?(笑)
ちょっと国語得意だからって調子乗んな!
今それ関係ねぇし・・・
((つーかムードもくそもねぇな・・・))



久しぶりの更新でこんなネタw


2011.03.28
 

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