NARUTO詩

□ノーボーイ・ノークライ
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銀色の空が割れるのを
僕は突っ立って
ボーッと見ていた
退屈に殺(や)られる
くらいなら
死んじまう方が
ずっとマシさ

少年よ聞いてくれ
人間なんてたいした
もんじゃないさ
明日なんて
もういらないから
握った拳を隠すなよ

不安に夢を
売りとばすほど
まだ老いぼれちゃ
いないだろ
少年よ心の銃の
引き金を引けるのは
君だけさ

すべての若者は言った
僕の心を切り裂けよ
諦めちまった奴には
関係ねぇ話なんだ
すべての若者は言った
僕ら叫んだこの声は
ベッドの下に密んでた
自由さ

分かり合う事も
無いまま
吐きちらかしてた
あの日の傷が
今もまだ
倒れそうな僕を
前に前に引きずって
いくんだろう
バラバラになるくらい
叫んでみたって
何も答えなんて
出ないけど
何もせず座って
笑ってる
あいつらみたいにゃ
なりたくないんだ

すべての若者は言った
どうしよもなく
くだらない
この素晴らしい世界に
たった今
生きているから
すべての若者は言った
すべての本当と嘘を
決して忘れて
しまわないように

すべての若者は言った
死ぬには
若すぎるだろう
しらけた面が並んでる
からっぽのこの街で
すべての若者は行った
風の無いこの夜に
何かを変えようと
してるから

僕らが叫んだこの声は
テロリストにだって
消せないだろう

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