夢小説ナリ〜♪♪



死ぬなんて思ってもなかった・・・。
ねぇ直樹っ!なんで・・・

教えてくれなかったの?
これは私 優奈の寂しき思い出。

「今日も空が綺麗だねっ!直樹。」
「本当だな・・・。」
私達はS高の2年生となった。
高1の冬、私から告白して付き合うことになったのだ。

・・・・・俺もこの空の上に行くのか。

「んっ?何かいった?直樹?。」
「なんでもないよ。優奈。」
私はあの時の直樹が言ったことを聞いていれば、何か変わったカナ?
2年の秋から、直樹は学校に来ることが少なくなった。理由をきいても、、、
「ははは。最近寝坊多くて・・・。」
「本当にそうなんだね?。」
気づいておけば良かった。
「あぁ。」
「そっか。じゃあしょうがないね!
お寝坊サン?。」
こんな日々が続けば良かった・・・。
春・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
直樹は学校に来なくなった。
携帯を持っていない直樹と私は、電話もできなかった。
「直樹ィ〜!何してるのよぉ〜!。」
探して会えれば・・・。
「同じクラスなのにっ!。」


「鈴原、ちょっと来てくれるか?
話がある。」
先生が真面目な顔で・・・いや
何かあったような顔で私を呼んだ

もしかしてっ直樹になにかあったのか。私はそう思った。
「福原直樹が病気で死んだ・・・・・。」
あのとき私は硬直していた。
直樹が・・・死んだ?
「そっ・・・んなっ・・・。」
最後に話したのはいつだったっけ?覚えてないや。

パサッ・・・・・
「優奈へ
ごめんな。俺自分が病気で長くないって分かってた。でも優奈に俺の弱いところ見せたくなかった。
優奈が1年の時告ってくれて嬉しかった。ずっと片思いで終わる人生だとおもってた。
ありがとう優奈これでも長く生きた方なんだよ。優奈と見たあの綺麗な空忘れない。俺はあそこからずっと優奈の事見守っているからな。大好きだよ。俺の分まで
長生きしろよ?じゃあ。
        福原直樹。」
ありがとう。直樹。これからは直樹の分まで何があってもくじけないでがんばっていくよ。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。

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