ネウロ小説
□どMとどS
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「いらっしゃい、吾代さん!」
「・・・・・」
「遅い、次からは五分で持って来い、このゴミ虫め」
・・・・何がどうなってんだ!
時間は五分程前に遡る
俺はいつものように化物の所に資料を届ける為に、事務所に行く所だった
「チッ、いちいち面倒くせぇな!」
街中で悪態をつきながらも、俺の足は確実に事務所の方向に向かっていた
「(断わろうと思えば出来るだろうが・・・)」
それをやらないのは、化物に脅されてるのと、探偵に会う為だ
じゃなきゃ誰があんな化物の所に
行くかってんだ
まぁ何だかんだ考えてるうちに事務所の扉の前に着いていた
多分(いや絶対)この扉の向こうには、あの化物によるDVが探偵を襲っているだろう
とりあえず、考えても無駄だと考えた俺は勢いよく扉を開けた
「おい化物!資料持っ・・て・・・きた・・・ぞ・・・」
目の前の光景に俺は目を疑った
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