タイムスリップ
□タイムスリップ O
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あのエッチ未遂事件の日から数日、
何となく関太郎と気まずい関係が続いている。
って言うかあたしが勝手に気まずくなってるだけ。
その前の事もあったし、お風呂も一緒に入ってない。
じゅに子「ふぅ・・・」
ボーッとしてる時に限って思い出してしまう関太郎の唇や手の感触。
じゅに子「っ・・・///」
その度に体の奥がキュンとなって、思わず自分の体を触りたくなる。
じゅに子「う〜・・・アカンアカンアカーンっっっ///!!!」
関太郎「・・・さっきから一人で何してんねん」
じゅに子「ふぇっ///!!?」
関太郎「なんやその返事(笑)」
じゅに子「あーいや。ははっ・・・はははっ・・・」
チラッ
ソファに座って新聞を読み始める関太郎。
じゅに子「・・・」
分かってる。
ホンマはエッチしたいんやんな。
関太郎「えー、また株下がってるやん」
かと言ってあたしから
『エッチしてもいーよっ♪』
なんて恥ずかしくて絶対に言われへんし・・・。
関太郎「おっ、阪神逆転ホームランやったんや」
そうそう、
『今夜はあたしにホームラン打って』
なんて言ったらドン引きやろうし・・・。
関太郎「乗ってんなぁ、阪神♪」
そうそうそれもある、
『今夜あたしに乗ってみなぁ〜い?』
じゅに子「・・・」
って、意味が伝わらんくてホンマにただ乗られたらどうすんねんって話やし・・・。
じゅに子「はぁ・・・」
関太郎はガマン、してるんやろうなぁ・・・。
じゅに子「週2以上・・・やもんな」
関太郎「何が週2以上なん?」
じゅに子「えっ!!?」
関太郎「週2以上って・・・今」
じゅに子「あ、そう、えーっと・・・ゴミの日。燃えるやつ」
関太郎「おい〜、燃えるゴミは週2回以上もないで」
じゅに子「はっ?」
関太郎「『はっ?』って・・・ゴミ・・・やろ?」
じゅに子「あっ、あ、そうそう。そうやった〜」
関太郎「頼むで〜」
だぁーっ、疲れるー。
関太郎「・・・・・」
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