タイムスリップ
□タイムスリップ E
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チャプン・・・
じゅに子「はぁ・・・」
歩道橋から落ちて、運ばれて、未来の旦那さんとして東野が現れて・・・
あ、未来って言っても、今のあたしからしたらやけど・・・。
17歳の気持ちで東野と結婚してるなんてちょっと・・・
いや、かなり複雑な話で・・・
でもアイツは知らないうちに大人になってて、色々と助けてくれる・・・
じゅに子「調子狂うわぁ・・・」
ブクブクブクブク・・・
あたしは鼻までお湯に浸かった。
関太郎「そのクセ、昔からやねんな(笑)」
じゅに子「っっっ///!!!?」
ザバッ!!!
すりガラス越しに東野の影。
じゅに子「ちょっ///!!!なに覗こうとしてんねんっ///!!!」
関太郎「安心し。わざわざ覗かんでもその体がどんなんか俺知ってるし」
じゅに子「っっっ///」
た、確かにそうなんやろうけど・・・
関太郎「バスタオル、場所分からへんやろ?」
じゅに子「あ・・・」
関太郎「ここ出しとくな」
じゅに子「あ、ありがと・・・///」
やっぱり調子狂う・・・///
関太郎「27歳のお前もようやってるで?」
じゅに子「え?」
関太郎「そのブクブク(笑)」
じゅに子「そう・・・なんや」
そう・・・
27歳のあたし・・・・・本来のあたし。
じゅに子「な、なぁっ」
関太郎「ん?」
あたしは決心した。
じゅに子「あたし、思い出したい」
関太郎「お、おぅ・・・分かってるで・・・?」
じゅに子「やからっ・・・」
ホンマのあたしを取り戻す為に・・・
じゅに子「やから・・・」
関太郎「・・・じゅに子?」
じゅに子「お風呂・・・一緒に入ろ?」
関太郎「っ・・・!」
覚悟・・・決めなアカンっ・・・!!
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