捧げ物
□気付いて!!
4ページ/5ページ
学校が終わり、家に帰って、飯もくって、風呂も入って全部終わった後、俺はいつもツナの部屋へいっている。
そして何をしているかと言うと……
「あっ、リボ、やめて!!やめてったら!!」
「はん、直ぐに根をあげやがって。」
「いや!!だって!!ああ!!………いい加減手加減して!!」
「俺様は何事にも真剣に取り組むんだぞ。」
「こんなのたかが
ゲームじゃん!!」
そう………………
ゲームをやってるんだ。
ちょっと間際らしかったか?
まぁ、夜中に俺を部屋に入れるって事は、俺を男だと思ってねぇな………。
「ねぇ!!今日ここで寝てかない?」
しまいには寝てけとか言うしな………………
って………
「今、何つった?」
「えっ?ここで寝てかない?って………」
決定的だ……
こいつは俺を男としてみてねぇ!!
「さっき見た、心霊番組が怖くて一人じゃ寝れないよ!!今晩は母さんいないし!!」
うるうるした目+上目遣いをしたツナに対して断れる奴がいたらみてみたいな………
今日はありえない事態がおきたが、大体何時もこんなかんじだ……。
だが、いつかツナに気づいてもらえるように、頑張るぞ。
あとがき