捧げ物
□気付いて!!
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お昼は、獄寺が早退、山本が部活で来れなくて、ツナと二人っきりだった。
「ん〜!!美味し〜!!」
「ママンの料理は何でも美味いな。」
昼もいつも獄寺と山本がいたから、こんなのんびり二人っきりで食べたのは久しぶりだった。
「…………なんか、こんなに静かなの、久しぶりだね。」
すると、ツナも同じ事を考えてたみたいだ。
「リボーンと二人っきりなのも、いいね。」
ニッコリとこっちを向いて微笑、また飯を食べ始めた。
「………俺はいつも二人っきりがいいけどな…」
「何かいった?」
「いや………」
ツナはいつも、肝心な所を聞いていない。
だから、天然なんだが…
「今日の夕飯なんだろ〜」
もう夕飯の話をしているツナは、多分午後の授業は頭に入らないだろう。
「楽しみだね!!」
「それはいいけど、ちゃんと授業うけろよ。」
「ぶ〜!!わかってるよ!!」
そんなツナの頭をなでながら、また飯を食べ始めた。
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