誕生日小説
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コロネロ「だーーーー!!どうすれば、いいんだー!!」
ツナ「コロネロどうしたの?あんなに騒いで。近所迷惑だよ。」
リボーン「………どうせ、ラルの誕生日プレゼントの事でも考えてんだろ?」
ツ「あっ、今日ラルの誕生日じゃん!!」
リ「あの様子じゃ、プレゼント用意してねぇな。」
コ「ツナ、リボーン!!俺はどうすれば、いいんだ!!」
ツ「どうすれば、って言われても………」
リ「ありのまま、「プレゼントを用意してません」って言えばいいだろ。」
コ「そんな事言えるか!!」
ツ「………でもさ、一生懸命選んで、それでもプレゼントが用意できなかったって言うんなら、ラルは怒らないと思うよ。逆に喜ぶと思う。」
コ「………ツナ」
ツ「コロネロ、一生懸命選んだんでしょ?」
コ「あぁ……」
ツ「なら、大丈夫だよ」
コ「そうだよな、よし!!ラルのとこ、行ってくるぜコラ!!」
ダダダダダダダ
ツ「うわぁ……速いな〜。」
リ「バカだな。コロネロの奴。」
ツ「えっ?どうゆう事?」
リ「出てこいよ。居るんだろ?ラル」
ラル「チッ……気づいてたか……」
ツ「って、ラル!!いつから、ここに……」
リ「最初っからだ。」
ツ「嘘ーーー!!」
ラ「コロネロのウザい叫びが聞こえたから、きただけだ。」
ツ「じゃあ、ラル全部聞いてたんだ……」
ラ「………」
ツ「ラル……コロネロの事……」
ラ「大丈夫だ。別に怒ってない。それに、俺は今日が誕生日だって事忘れてたしな。………じゃ、あいつの所に行くか………」
ツ「うん!!行ってらっしゃい!!」
*****
コ「ラルーー!!………チッ……何処にいるんだ……」
ラ「人の名前をでかい声で呼ぶな。」
コ「ラル!!」
ラ「で、何だ?何か用があったんだろ?」
コ「あぁ……ラル!!誕生日おめでとう!!それから……あの……プレゼントなんだが、用意できな……」
ラ「知ってる。」
コ「かった………って、はぁー!!何で……」
ラ「さっき、ツナ達との話を聞いてた。」
コ「…………」
ラ「だから、一生懸命選んでくれた事も、そのせいで、買えなかった事も知ってる。だから気にするな」
コ「ラル……」
ラ「ただし、1つだけいう事聞いてもらうぞ。」
コ「いいぜ、コラ!!」
ラ「今日1日、ずっと…………側にいろ/////」
コ「Σ!!………あっ、あぁ、わかったぞ。」
ラ「………コロネロ………」
コ「あぁ?」
ラ「………ありがとう」
コ「…………俺は何もしてないけどな。」
ラ「そんな事ない。」
コ「……そうか。
ラル誕生日おめでとう。愛してるぞ。」
ラ「…………ありがとう。俺も愛してる////」
END