短編

□black ring
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「あれ?リボーンどっか出掛けるの?」

「あぁ…まぁな」

「……愛人とこでしょ」

「……あぁ」

「そ、じゃ行ってらっしゃい」

「…行ってくる」



そう言ってリボーンは執務室を出ていった。
もちろんツナの機嫌は頗る悪い。
隣に居た右腕が青ざめるくらいだ。


「……ククク、アハハハハ!!」


そして突然笑い出したボスに右腕は更に顔色を悪くした。


このボスがこんな風に笑うときはいい事は考えていないのだ。


「アハハ……ねぇ、隼人。」

「は、はい!!如何なさいましたか!?」

「俺ね、我慢の限界だわ。」

「は、はぁ…」

「フフフ…見てろよリボーン。」


そしてツナは黙りこんでしまった。

それを見た右腕は嫌な予感がビンビンと伝わってきたとか…




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