短編
□black ring
1ページ/3ページ
「あれ?リボーンどっか出掛けるの?」
「あぁ…まぁな」
「……愛人とこでしょ」
「……あぁ」
「そ、じゃ行ってらっしゃい」
「…行ってくる」
そう言ってリボーンは執務室を出ていった。
もちろんツナの機嫌は頗る悪い。
隣に居た右腕が青ざめるくらいだ。
「……ククク、アハハハハ!!」
そして突然笑い出したボスに右腕は更に顔色を悪くした。
このボスがこんな風に笑うときはいい事は考えていないのだ。
「アハハ……ねぇ、隼人。」
「は、はい!!如何なさいましたか!?」
「俺ね、我慢の限界だわ。」
「は、はぁ…」
「フフフ…見てろよリボーン。」
そしてツナは黙りこんでしまった。
それを見た右腕は嫌な予感がビンビンと伝わってきたとか…
.