捧げ物
□子育て
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「あれ…ここどこだろ?」
「迷子かコラ?」
今年5歳になった綱吉君は道に迷ってしまいました。
そもそも何でこんな所にいるのかというと……
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「ツナ、仕事行ってくるから大人しく待ってろよ。」
綱吉君の親代わりをしているリボーンが綱吉君に言いました。
「ヤだー!!いっしょに行くの!!」
「ツナ……」
「リボーンとはなれたくないよぉ……」
ズキューン!!
リボーンのハートにクリティカルヒット!!
ツナ溺愛のリボーンは綱吉君には勝てません。
結局一緒に連れていくことになりました。
******
「いいか、この部屋で大人しく待ってるんだぞ」
「うん!!」
元気な返事に安心してリボーンは出ていきました。
「う〜…」
でも綱吉君は暇で暇で仕方ありあせん
すると一羽の鳥が中へ入ってきました
「うわっ!!…鷲さん?鳳さん?待ってー!!」
そして部屋を出ていってしまいました。
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「ファルコ、何処行ったんだコラ!!」
所変わって場所は中庭
コロネロが散歩をしていたら相棒ペットのファルコが居なくなってしまいました
「チッ……どうしたんだ?…ん?」
すると何処からか子供の声がしました。
コロネロは声のする方に言ってみました
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「きみのお名前は?ツナはね、綱吉っていうの!!」
綱吉君はファルコとベンチに座りながら喋っていました。
「まいごかな?ごしゅじんさまはどこ?」
ツナがそう聞くとファルコは飛び上がりました。
「うわっ!!どうしたの!?」
「ファルコ!!ここに居たのか……って、ん?誰だお前?」
「ふぇ?ツナはね、綱吉っていうんだよ!!」
「綱吉……ツナか。ところで何でこんな所に居るんだ?」
コロネロがそう言うと、綱吉君は首を傾げ辺りをキョロキョロ見回しました。
「あれ?……ここどこだろ?」
「迷子かコラ?」
「ふぇ…りぼぉん…りぼーんどこぉ……」
「おっおい!!泣くな!!リボーンなら知ってるぞ。連れてってやるから!!」
「ほんとぉ?」
「あぁ、じゃあ行くか」
「うん!!」
そう言って綱吉君はコロネロの後をついていきました。
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