短編
□君の瞳にキスを
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まだ、朝と言うには早くて、でも夜と言うには薄明るい時間…
そんな時間にふと目が覚めてしまった。
「ん……まだこんな時間だ。」
時計を見ると4時半
最近は日が登るのが早くなったかな?
そしてふと隣を見ると、愛しい君が安らかに眠っていた。
「リボーンの寝顔って初めて見たかも…」
リボーンはいつも早起きだし、寝るのは俺より遅いか、同じくらい。
だから、寝顔を見れるなんてとても貴重な事。
「口を開かなきゃ年相応で可愛いのに。」
いつもは悪魔を通り越して大魔王みたいな笑みをしているのに、今は天使みたいな寝顔。
そんな君を見てると、とても愛しく思えてくる。
見た目より柔らかい髪を撫でながら、リボーンをジッと見ていた。
今は閉じられた瞳はいつもは鋭く光っているが、自分の前だと、優しく輝いている。
その瞳が見れなくて、少し寂しい俺はそっと瞳にキスをした。
「Ti amo Reborn」
そう言うと段々眠気が戻って来たのか、アクビを1つして、また布団に戻った。
そしてギュッとリボーンに抱きつきもう一眠りしようと、夢の世界に入っていった。
END
オマケ