短編
□海へ行こう!!
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「おいツナ、海に行くぞ。」
「………はぁ!!」
*****
青い空、白い雲、そして果てしなく続いている海………海?
「って、本当に海に来ちゃった………」
つくづくリボーンは行動が早いと思う…。
「10代目!!海っすよ!!」
「一緒に泳ごうぜツナ!!」
「綱吉、僕は日陰で休んでるよ。」
「俺は極限泳ぐぞ!!」
「ランボさんも連れてけ!!」
「ボス…私は…」
「綱吉君、僕はクロームと一緒にいますよ。」
実は守護者+リボーンと海に来ていた。
「まさか本当に来るとは…」
「俺が言ったんだから当然だろ。」
「……まぁ、確かに。でも皆楽しそうだしいいか…」
獄寺君はランボをいじめていて、山本はそれを見て笑っている。
止めようよ山本……
雲雀さんは木陰で本を読んでいる。
ってよく見たら、物騒な本読んでる……
クロームは砂の城を作っていて、その後ろでは、骸が温かく見守っている。
いつもそんな雰囲気なら嫌われないぞ骸……
お兄さんはもちろん泳ぎまくって……あれ?何かデカイ魚背負ってきたけど……
とにかく、皆楽しそうだった。
すると、獄寺君が手をふって俺を呼んでいる。
「リボーン、行こ!!」
そう言ってリボーンに手を伸ばすと、ギュッと握ってくれた。
珍しいと思っていると、手を握る力が強まった。
てか痛いって!!読心術使うなよ!!
その時俺は手が痛いのに気をとられていて、リボーンの耳が赤くなっていたのに気づかなかった。
*****
「山本……」
「何も言うな獄寺」
「リボーンとツナ、イチャイチャしててムカつくぞ!!」
「言うなアホ牛!!」
「傷口抉られたのな…」
「僕はこれしきの事で諦めないよ。綱吉も赤ん坊も僕の物だ。」
「うわあ!!雲雀いつの間に!!」
「僕も諦めませんよ!!綱吉く〜ん!!グファッ!!」
「骸様でも、ボスの邪魔しないで」
「おい!!マグロを捕ってきたぞ!!皆で食べろ!!」
「いいっスね!!俺が裁きますよ。」
「10代目〜!!マグロ食べますよ〜!!」
「マグロ!!?」
「やるな了平」
「それよりツナ、共食いじゃね。」
「なっ!!」
「何言ってんだ山本!!」
こんな感じでワイワイ騒いでこの日は過ごした。
獄寺君とお兄さんとランボがケンカを始めたり、それに参戦するリボーンを笑いながら見てる山本。
雲雀さんはアクビしながら、木陰に戻っていった。
クロームは楽しそうに骸とならんでいた。
この日はこんな感じで終わったけど、次はもっと大人数で海を楽しみたいな…
END