短編

□雨に濡れて
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「びちゃびちゃ……」

「10代目!!どうしたんですか、そのお姿は!!」

皆さんこんにちは、沢田綱吉です。
実は朝、小雨だったので傘を持たず学校に行ったらいきなり豪雨になり、びちゃびちゃで学校についたと言うわけです。


「タオル……持ってくるの忘れた…。」

「すみません10代目…俺も持ってませ……Σ!!」

「ん?どうしたの?」

急に獄寺君の顔が赤くなった。

どうしたんだろう?




10代目ーーーー!!
シャツ透けてます!!
見えてます!!あれが見えてます!!

はっ!!
回りの奴等がジロジロ見てる……


「テメェら!!こっち見んじゃねぇ!!」

「どうしたの獄寺君?」


10代目が上目遣いで俺を見上げてきた。

「Σ//////!!……もっ…無理っす……すみません10代…め…」

「えっ!!獄寺君!!どうしたの!!鼻血出して倒れた!!」

よく見ると回りの人も倒れてるけど、どうしたんだろう?


「おっす!!ツナ」

「おはよう山本!!獄寺君が大変なんだよ!!」

「ん?どうした……」

「…山本?」


ヤベェよツナ。
なんだそのカッコは…

だから獄寺のやつ鼻血出して倒れてるんだな。

「……山本ぉ…」


あれか、これは神様がくれたプレゼントだ。

だからツナ頂いちゃっていいよな。よし

「ツ…」

「おいダメツナ」

「「リボーン(小僧)!!」」

「どうした…ブエッ!!」

リボーンが投げた物を顔面キャッチするとそれはYシャツだった

「……変わりのシャツ持って来てやったから着ろ。」

「…うん、ありがとう!!」

そう言ってツナは教室を出ていった。


「山本…」

「ははは、どうした?小僧」


ツナが帰ってくるまでこの二人は火花を飛ばしていたそうだ。




END
 

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