短編

□これは誰の?
1ページ/2ページ








「ん?何あのノート」



それは一冊のノートから始まった……








「何だ?……何でこんなところにノートなんか落ちてんだ?」


場所は廊下
二人は会議から帰ってきたところだった。



「ん〜……名前書いてないけど中見ちゃっていいかな?」

「……いんじゃねぇか?」

「じゃあ見まーす」

























「待って、これ何?何で俺の写真貼ってあんの?」

「……き、際どい」

「何見てんだよ!!何で入浴中のとかあんだよ!!」

「………これは事件だ」

「事件以前の問題だよ」

「犯人探しをしなくてわ。ついて来いワトソン君」

「俺助手なの?」







*********

犯人その1
獄寺隼人



「何スかこれは!?羨まし……じゃなくて許せねぇ!!」

「隼人は違うっぽいよ」

「ふっ、お前の目は節穴だな。」

「俺はこんな事しませんよ!!」

「じゃあその内ポケットの手帳に入っている写真は何だ?」

「へ?」

「こ、これは!!」

「ちょっと隼人!!出して!!」

「いえ、あの…」

「め・い・れ・い」

「どうぞ!!」

「………」

「おぉ、綺麗に撮れてんな。ツナの寝顔」

「隼人…今日ビアンキ呼んどいたから姉弟で仲良く過ごしなよ」

「え!?10代目!!謝りますからそれだけは!!」

「それじゃあ次行こうか」

「………あぁ。(哀れだな獄寺)」






********

犯人その2
山本武


「ははは、俺がするわけないだろ。逆にそいつをぶっ殺してやるよ」

「ぶっ殺………ありがとう武。」

「いや、そうもいってらんねぇぞツナ」

「はぁ?何かあるの?」

「山本はこの前ツナの入浴を覗き見してた。証拠はこの写真だ」

「…………武」

「ははははは、たまたまなのな!!」

「武は1週間野球禁止」

「そりゃねぇぜツナ!!」

「黙れ」

「………了解」

「それからスクアーロ呼んどくからみっちり修行しておいで」

「…………」

「…………次行くか(バカだなこいつ)」






.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ