短編
□これは誰の?
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「ん?何あのノート」
それは一冊のノートから始まった……
「何だ?……何でこんなところにノートなんか落ちてんだ?」
場所は廊下
二人は会議から帰ってきたところだった。
「ん〜……名前書いてないけど中見ちゃっていいかな?」
「……いんじゃねぇか?」
「じゃあ見まーす」
「待って、これ何?何で俺の写真貼ってあんの?」
「……き、際どい」
「何見てんだよ!!何で入浴中のとかあんだよ!!」
「………これは事件だ」
「事件以前の問題だよ」
「犯人探しをしなくてわ。ついて来いワトソン君」
「俺助手なの?」
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犯人その1
獄寺隼人
「何スかこれは!?羨まし……じゃなくて許せねぇ!!」
「隼人は違うっぽいよ」
「ふっ、お前の目は節穴だな。」
「俺はこんな事しませんよ!!」
「じゃあその内ポケットの手帳に入っている写真は何だ?」
「へ?」
「こ、これは!!」
「ちょっと隼人!!出して!!」
「いえ、あの…」
「め・い・れ・い」
「どうぞ!!」
「………」
「おぉ、綺麗に撮れてんな。ツナの寝顔」
「隼人…今日ビアンキ呼んどいたから姉弟で仲良く過ごしなよ」
「え!?10代目!!謝りますからそれだけは!!」
「それじゃあ次行こうか」
「………あぁ。(哀れだな獄寺)」
********
犯人その2
山本武
「ははは、俺がするわけないだろ。逆にそいつをぶっ殺してやるよ」
「ぶっ殺………ありがとう武。」
「いや、そうもいってらんねぇぞツナ」
「はぁ?何かあるの?」
「山本はこの前ツナの入浴を覗き見してた。証拠はこの写真だ」
「…………武」
「ははははは、たまたまなのな!!」
「武は1週間野球禁止」
「そりゃねぇぜツナ!!」
「黙れ」
「………了解」
「それからスクアーロ呼んどくからみっちり修行しておいで」
「…………」
「…………次行くか(バカだなこいつ)」
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