11/01の日記

07:57
腐男子ツッ君
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「「げっ………」」



執務室前の廊下で偶然すれ違ったリボーンとコロネロは同時にこう言った。


「ツナんところか?」

「あ、あぁ………」

「「………」」


急に押し黙ってしまった二人。
一体どうしたのだろうか。


「じゃ、じゃあ俺の分の書類も持ってけ」

「な!!自分だけ逃げるなんてズルいぞコラ!!お前が持ってけ!!」

「ちょ、押すなよ、倒れ…」


バタンッ


「痛って〜」

「おい、どけバカネロ!!こんなとこツナに見られたら…」


パシャッ


「「パシャ?」」

「やぁ、リボーンにコロネロ。美味しいカッコしてるね」

「「つ、ツナ!!」」

「うわぁ、綺麗にハモっちゃって!!以心伝心!?その体位から言うとコロリボ!?それともコロネロの誘い受け!?うわー、ねぇ、そのままキスしてよ!!」


そう、ツナは腐男子なのだ。
昔はよかったのだが、ボスになった途端、権力総動員で無理難題を押し付けるようになってきた。

その為、余り執務室に近づきたくない人が多数いる。

皆ツナが好きなのだが、無理難題だけはごめんだ。ツナとならするが


「ねぇ、早くキスしてよ!!」

「ちょっと待ってコラ!!」

「そ、そうだぞツナ!!誰がこんなバカネロと!!お前となら喜んで…」

「早くやれ」

「「………」」


この後リボーンとコロネロがキスしたかしてないかはツナだけが知る。




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