コードギアス:短編

□明日の、その先
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 驚くべき第二部の始まりは、ルルーシュが生き返った事だろう。
 その時、彼の近くにいたジェレミアは、驚愕のあまりギアスキャンセラーが誤作動を起こしてしまったと言う。C.C.なんかは、全速力で教会に駆け込んできたルルーシュを『走れるゾンビ』と勘違いして腰を抜かせたとか何とか。

 ――まあ、とにかく、蘇ったルルーシュは休む暇も惜しんでその原因を調べ始めた。

 そうして、辿り着いた答えがシャルル・ジ・ブリタニアによるコードの譲渡。
 C.C.からその事実を聞いたルルーシュは、まさかと思いながらも心のどこかで納得していた。
 いつソレが行われたのかも分からない。何か裏があっての事なのか――それとも、あの男なりの不器用な親心か。
 今となっては、知る由《よし》もない。機会があればC.C.にでも聞いてみようと思っているのだが。




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