絆深し編
□快戦…？
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詩音「さ〜と〜こぉ〜？よくも悟史くんを奪ってくれましたねぇ…！」
沙都子「をーっほっほっほ！そんな下心丸見えの不埒な方ににーにーは渡せませんわ〜！」
魅音「詩音、ちゃっちゃと片付けて次に進むよ。あたしはレナを叩かないといけないんだからね。くっくっく…！」
悟史「な、なんか魅音も詩音も怖いなぁ…。お手柔らかにね。」
二試合目が始まった。
魅音と詩音はお互いの倒すべき敵の為に一時休戦したようだ。
沙都子は相変わらずの勝ち気で悟史は相変わらずの弱気だ。
初めに動いたのは沙都子だった。
沙都子「お〜にさんこーちら〜ですわよ！」
沙都子が校舎裏に逃げ込む。
詩音「待ちなさい沙都子ぉ〜！園崎家の真の鬼がどちらかを教えてあげますよッ！」
悟史「こ、ここは通さないよ詩音！沙都子には指一本触れさせない…。」
詩音「さ、悟史きゅん…ダメ。私、貴方には攻撃なんか出来ないッ！」
魅音「何してんのさ詩音！沙都子はきっとトラップを仕掛けてるよ！早く追いかけないと…」
詩音「で、でもお姉…悟史きゅんが…悟史きゅんが目の前に…」
悟史「ダメだよ詩音！僕は絶対にどかない…」
悟史が両手を広げ立ちはだかる。