脳/外/科
□キ/ツ/ネの窓
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ムサヒル→ヒルセナ
木こりムサシと猟師ヒル魔は恋人同士だったがムサシが他の猟師に打たれた流れ弾事故で死んでしまいそれ以来忘れることも出来ず独りで生きてきた
自分以外の猟師を廃業させてやろうと獲物を狩り尽くす毎日を送ってきた
ある日、光の如く素早い狐を追って走っていくと
一件の店にたどり着き
子供の店員に指を染めてもらう
窓を覗き込むと、
事故で死んだ昔の恋人(木こりのムサシ)が…
愛し/さと切な/さと懐かしさが…
セナの指には昔猟師に殺された母さんが…
お代は鉄砲だと言われ迫られるがヒル魔は渡さない
それ以来セナは鉄砲を回収するために姿を現すようになる
そんなセナに付き纏われてるうちに窓からムサシを見るのをやめ、
ヒル魔は染めた指を洗い流して窓からセナを見るようになる
染めた指ではない窓からセナを見るヒル魔は
それは嬉しそうな表情だった
そんなヒル魔を見ていたセナは憎いはずの猟師なのに何故か嬉しい気持ちになった
ヒル魔はセナに
側に居て窓から自分を見張れば鉄砲を使わないと持ちかけ染めた指を洗い流させた
セナは母への想いを引き換えにヒル魔を所有
ヒル魔は過去への決別と引き換えにセナを手に入れた