02/16の日記

02:27
血統
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私にはどうしても取り除きたいものがあって

でも、それはどうしても取り除けなくて

すごく邪魔で鬱陶しくて切り離したいのに切り離せなくて

そいつと自分は共存してると言う事を毎年のように嫌と言うほど思い知らされる

別に気にしてないみたいに今まで生きてきたけど

実際それを口に出すのにはすごい勇気が要って

内心居場所を無くすんじゃないだろうかと不安になる

その証拠に21年間生きてきた中で知ってる人は極一部だろうし

今更になってまた掘り返したのはどうしようもなく切なくなったから

だってこれは自分だけの問題じゃないし、これから先私が死ぬまで付き合ってくものだから

小さい頃はまだ何にも知らなくて自分はみんなと何ら変わりないと思っていた

でも成長するにつれ事の重大さに気づいた

だって親にあんな事言われたら小学生ながらも悩んだよ

「あんまり人には言うな」とか自分全然悪くないのに何故か悪い事したみたいだった

親戚や親が嫌いとかじゃない

でもいつも心のどっかでこの血筋を怨んでる自分がいた

なんでこんな家系に生まれたんだとやり場のない怒りをいつもどっかに抱えていた

別に今まで生きてきて不自由があった訳じゃない

ただそこにはやっぱり崩せない壁があって

私は結局壁の外からしか世界を望む事ができないんだ

偽ってる訳じゃないのに後ろめたい

自分だけど自身じゃない

親戚や家族は気にしていないのになんで自分だけこんなに気にしてしまうんだろう

でも私には気にしないで生きていく事など到底無理だろう

いつまでも付き纏う忌まわしい血統を



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