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「…ッ、手加減がないね優羽」
「随分人らしくなったな」
優羽の姿が見えなくなった後雲雀は腹を押さえながら立ち上がった。
リボーンは消えた後ろ姿を思い浮かべながらニヤリと笑う。
「愛想笑いもだいぶ減ったよ。でもその分笑わなくなった」
「…それは雪兎が関係しているのか?」
「違うと思うよ。でもあえていうなら何処か遠くを見てる」
「優羽から目を離すなよ」
「言われなくてもそのつもり。それに彼は無意識で人を口説くようになったから…質が悪いしね」
雲雀は何かを思い出してか急に不機嫌になった。リボーンはさっきの会話を思い出し頬を染める。
それを見て余計に不機嫌になった雲雀は優羽の後を追っていった。
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